アナザーコントロール22 サークル参加記

2024.07.28 アナザーコントロール22にサークル参加しました
この時こんな感じの主直本を発行しました

気付いたら前回から約10ヶ月。とりあえず制作後記見たいな感じで語ります。

今回の動機

今回はシンプルに主直本出してェ〜って感情が全ての理由です。
もうとにかく描きたくて仕方なかったみたいです。まあ創作ジャンキーなのでそれはいつもの事なんですが…
候補のネタは2つあって最初は別の話を描いてたんですが、展開がまとまらなくなってきて没にしてもう1案あった今回のお話を描き始めました。
今回のお話は中書にも書きましたがP4Gの1月フードコート会話を見付けた感動と、かくれんぼ得意なおちゃん萌え…!と、密室で語りなさ〜い!の気持ちとあとは多大な捏造妄想から生まれています。
密室感はあんまり出せませんでしたけどね。冷蔵庫がデカすぎた。
没案もネタ自体は結構気に入ってるのでいい展開を受信したらまた描きたいです。

本作りの話

作りたい欲が高すぎたので2月くらいから作業を始めました。
ただまったり進行だったり没を作ったりしたので今の話のネームが上がったのは5月頃。
最初のネームは24Pくらいでペン入れも比較的早く進み、まあこれなら余裕っしょ!と思ってたんです。が。
5月末〜6月くらいにかけてリアルが劇的に多忙になるとか、漫画の技術的な壁にぶち当たるとか(画が変わらなすぎて見せ方めちゃ苦労した…)で想定外に筆が止まりました。

今回紙で遊んでみたいと思ってたんですが、内容が整って使える印刷所を探せるようになった頃にはもう早割が効かない…
という事で同人やり始めてから初めて通常締切で入稿しました。
今までずっと余裕入稿なのが地味に自慢だったのに…でも本って3日で印刷できるんですね 。悪い事を覚えた気がします。
表紙は今回いい紙を使ってピカピカにしてもらいました。薄暗いけどポジティブに見せる狙いがあったんですが個人的には狙いにピッタリな仕上がり。

それから今回は作業環境にも問題が発生。
クリスタv3にアプデして以降くらいからメモリ不足で作画中にも頻繁にクラッシュするようになってしまいました。
原稿サイズをいじるとかの姑息な事をしてしのいでいたんですが、そんな事してたもんだから全てのページの原稿サイズを盛大にミスったり…(このミスはクリスタのオートアクションのおかげで乗り越えられました)
便利だけど重い。重いけど便利。ままならないですね。環境見直したい。

内容について

今回の本は題材ネタのかくれんぼに絡めつつ個人的主直のサビを詰めた内容になっています。
番長くんがなおちゃんを救う。それと同じように救われて優しくなったなおちゃんも陰のある(あとがきで語った話)番長くんを救える。
信頼し合える親友なら鏡のように作用してお互いを助けられる。大いにあると思っています。
…そんな深い信頼を見せつけられる度にその裏に潜めた下心が疼きます。親友としての信頼を寄せられる程にどんどん好きになってしまう。
これに頭を抱えてるのは番長くんであり、プレイヤーの自分です。(ゲーム主人公はプレイヤーの感情を共有していいという独自哲学に基づく発言)
どうして告白できない!!!こんなに好きなのに!!!!もうお前も好きだろ!!!!今ならイケるよ!!!!ねえ………
これが自分の親友?主直のサビです。
前回の本(be near)でも描きましたね。足りなかったかなと思って。サビは何度聴いてもいいんですよ(圧)

ちなみに今回の番長くんは前回の番長くんとは別個体で、つまり繋がった話では無いです。
ただ同一存在ではあります。パラレル的な。この番長くんとなおちゃんで何度もこの感情をシミュレートしたいんですよね。
と言う訳でこのどうしようもない番長くんの主直はまだ描きたいものがあるので、よかったら今後もご愛顧してくれると嬉しいです。
…って今回は番長くんの話ばっかりですね。なおちゃん側のかわいいポイントはもう皆さんご存知かと思って…
いや嘘です、表紙詐欺の自覚があります。反省。

そんな表紙のなおちゃんはまさに童心のソワソワ体験中をイメージして幼い表情に描きました。
大人ぶって、本当に大人になって、というプロセスを踏んでもたまに出てくるなおちゃんの幼い部分ってかわいいじゃないですか。
そして番長くんがこれを大切にしてくれるから、なおちゃんも自分の幼さを愛せるようになるというのもまた主直の好きな部分の一つです。
…とはいえ次はもう少し内容もなおちゃんメインなお話にしたいですね。

タイトルの話。今回はあまり捻らずに使いたい言葉をそのまま入れました。
ポジティブなソワソワ感を表現する言葉を探したんですが端的なものが無く…じゃあ長くていいかと開き直ったら韻を踏む事を閃きました。
結構長く考えて悩んだんですが決まる時はスッと決まる。これがあるから「電波を受信」と表現したくなる。
平仮名を多用しがちな自分の作品っぽさも出せていい感じだなと思っています。かわいい。

本以外の制作物について

イベントにはいつもどうしようもないギャグ話の紙を持って行くようにしています。
元々シリアス原作のギャグ二次創作をするのが好きなもので…
今回は水着が描きたすぎてこんなペーパーを作りました。

先輩の馬鹿に付き合ってくれるなおちゃんが好き。
ついでに服を破きたい欲も消化してしまいました。


それだけに足らず本のノベルティにこの絵でチェキ風カードも作ったり。

クマ皿かき氷となおちゃんの尻尾っぽく見えるようにした海ヌシの尾(捏造)がかわいいポイント。
本が1月と季節感ガン無視だったのでここで季節感を取り入れられて楽しかったです。

アナコン22 イベント所感

今回のサークルカットに使った絵。仲良し感マシマシ。

今回はいつもよりサークル全体の撤収が非常に早かった気がします。
昼すぎには撤収済みなサークルさんも多く、買い物をお昼に回して少し痛い目を見ました。
今のトレンドでしょうか?それとも暑かったからですかね。
自スペース周りの空気は終始のんびりとしていて、立ち寄ってくれた人とも比較的ゆっくりお話ができました。
好きが高じて物を作ってるので同じように作る人や、好きが高じて買いに来てくれる人と話すとやっぱり嬉しくなります。
これがあるからこの遊びやめられないです。
活動を応援してくれる身内、相互さん、フォロワーさん、スペースに来てくれた方、通販で手に取ってくれた皆様、本当にありがとうございました。

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