Webオンリー参加(2025.11.23)と制作記2025.12.19
先日赤ブーさんのWebオンリー「COMIC CITY SPARK ONLINE-251123-」に参加しました。
そちらでこちらの本を

…出そうと思ったんですが、新刊を落としてしまったのでサンプル展示で参加しました。
本はその翌月に完成させました。
今回はWebイベント参加の感想と、いつもの新刊作成後記をまとめます。
今回の動機
2025年の春頃から旧作のペルソナをプレイし始めました。
異聞録を4月頃にやり、5月頃に罪罰…と順番に進めていきました。
…まあ頭を灼かれてしまいました。
これ以上の説明は必要無いですね!
なんて言葉でまとめるのは横暴なのでもう少し。
この頃自分はほとんどのSNSでの発信活動を止めている状況でした。
コンテンツに狂うオタクはそれもまたコンテンツ性が高い訳ですが、今回はそういう狂いをほとんど外に出していません。
Misskeyでは少し怪文書を認めることもありましたが…
なので今回はプレイ体験という名の狂気を全部描いてしまおうと思い立ってしまったのです。
二次創作漫画を描きたい気持ちもあるにはあるんですが、漫画ってコストも時間もかかるもんで非常にエネルギーが必要でして…(今更)
などとクネクネしていた所にRPGゲームを遊んだインフルエンサーが感想を同人誌にしてるのを見かけて、こういうのもありか…となったのが今回の制作に踏み切った要因の一つです。
漫画じゃないから気楽に描いて気楽に出そう!
これが今までで一番過酷な原稿の始まりでした…
Webイベントの話
前回の反省を生かして次の本は完成させてからイベントに持ち込もうと思っていました。
直近オフラインでペルソナ2のオンリーがある?!なんてのを見かけたりはして非常に魅力的ではあったのですが、下書きを進めていってページ数を確定させてみた結果…
72ページ?アホか???
どう見ても間に合わないのが目に見えたのでオフラインのサークル参加は見送り、ただこのイベントの日に発行ができたらいいなと思いながらスケジュールを組んでいました。
そんな折、赤ブーさんではオフラインの同人イベントに合わせてオンラインのイベントも開催していたのを思い出しました。大抵オフラインのイベントの翌週にオンラインをやってるんですよね。
ここでBOOTH出展公開ってするなら告知もできて丁度いいかも!と思って今回初めてオンラインイベントのサークル参加をする事にしました。
参加してみた感想としては、かなり余裕を持って準備を行えるのがいいなと思いました。
オフラインの設営って当日電車遅れて爆焦りしたり、値札作り忘れて余った紙で急拵えしたりとアドリブを求められる事も多く慌ただしいんですよね。
どんな作品をどんなキャプションで見せる…みたいなのをじっくり時間かけてセッティングできるのは強みですね…
あとは展示物の追加を会期中にできるってのがいいですね。
イベント自体が何日もあるので1日1枚サンプル増やす、みたいなこともできそうです。
同志の観測のためにオフイベに出る方が好きなんですが、1日限りのオフとは違うやり方が模索できそうで使い分けられたら楽しそうだなと思いました。
あとは原稿作業中に途中経過(サンプル)に拍手をいただけるというのがとてもありがたかったです。
SNS疲れなオタクには毎日進捗を上げて反応があったり無かったり…みたいなのもちょっと辛くて離れていたのですが、孤独な原稿戦士となるのもまたしんどさがあり…ワガママオタク…
イベント期間中だけ部分的にライブ反応を貰える距離感が今の自分にはすごく合うなぁと思いました。
味を占めて似たようなことをまたするかもしれません。
Webイベントでサークルに立ち寄ってくれた皆様、拍手くれた皆様、その節は見てくれてありがとうございました。

本にも入れた絵をイベントバナーに使いました。
ゲームキャラがゲームやってる絵ってなんか好きなんですよね。理由不明。なんか好き。
描いておいてなんですが、舞耶さんってテレビゲームやるんでしょうか。
部屋にあるからにはやるとして、ゲームする時体動いちゃうタイプだと萌え。
達哉はあんま自分でゲームしなさそうなイメージ。ずーっと後ろで見ながら時々謎観点のガヤを入れる。
本作りの話
罪罰をそれぞれ2周ほど遊び、スクショ(PSVita直撮り)集めをし、ついでにP5Rの2周目をやって夏休みを捧げ
原稿作業自体は7月頃から取り掛かり始めました。
ページ数が決まるまではイベントを意識してなかったのでゆるゆるやっていましたが、決まってからはWebオンリーを目標に作業を進めていました。
漫画と違って今回はどこもかしこも描きたかった絵だけだったので気楽に楽しく作業をしていました。
背景の神社を描いてる時だけは青筋が立っていたかもしれません。
10月が終わる頃にはサンプルで公開した範囲くらいまでは完成していて、スケジュール通りに進行してはいたんです。
しかし佳境の11月に入ってから私生活のハプニングとそれによるメンタル低迷と仕事の繁忙期でほとんど作業ができなくなってしまいました。
あの辺りの時期は記憶がありません。忙しくしないと乗り切れなかったとも言う。
当初の〆切は早々に見切り、12月中に出せばOKとして日々をこなしつつ作業を進めていました。
というか表紙先に終わらせてたのが本当に偉すぎる。あのメンタルでは絶対カラー絵なんか描けなかったと思うのでこれが一番ファインプレーでした…
一年前に早割入稿を自慢にしてた所から通常入稿になり、今回は新刊を落とした事がないのを自慢にしてた所から遂に新刊落としが実績に追加され、だんだん不名誉になってはいますが不思議と余裕も生まれているのを感じています。
これからも自分のペースで無理なく楽しく同人活動をやっていこうと思います。
(新刊を待ってくれてた人には申し訳ないです、本当に。これ位の事が無い限りはこれからも落とさないようにしたい所です。)
内容について
お待ちかね、真・あとがきの部分です。
P2には全般的に頭を灼かれてますが、やはり自分には舞耶さんの存在が大きいです。
舞耶さんは作中においてあまりにも渦中者。ヒロインなんていうと意味にノイズが入るので私は渦中者と呼びたい。
P2自体は最初から最後まで周防達哉の物語だと思ってますが、その中で最も渦中に居た人が舞耶さんだと思っています。
この人の生き方の眩しさと胸中に隠す悩みの親近感に見事にやられてしまいました。
どんな状況であっても他者に優しくて眩しいこの世に存在しない美しい偶像。いつもの好きなやつ〜!
だと思ったら実は我々と何も変わらない普通の人でした〜。これほど嬉しい事があるのか?!圧倒的親近感!!
…いやフィクションのキャラはどこまで行っても偶像なんですけどね。それはそれとして。
そんな渦中者に惚れ込んだばかりにP2の衝撃をフルコースで味わう羽目になってしまいました。
それから主人公である達哉もまた舞耶さんの眩しさにがっつり頭灼かれてる人なんですよね。
罪罰はプレイヤー≠主人公なのが明確なのにこの点で奇しくも自分のプレイ体験と完全一致。どうしてこうなった。
加えてP2全体から得られた「ゲームを離れても考えさせられるテーマ」が自分にあまりにも刺さってしまいまして…
ペルソナシリーズにはどの作品にもテーマについて考えて自分の価値観を変えられたと思っていましたが、最後の最後にドカンとまた価値観を変えられてしまいました。
ちなみにこういう価値観の変化を良いものだと思える様になったのはP4のおかげです。
なんていうか…ペルソナシリーズに情操教育をされている…この歳で…
このように芋蔓でいろんな洗礼を受けてオタクはすっかりキャパオーバーです。
キャラについて妄想をいろいろする前にまず作品自体に抱いた感情を処理しない事にはどうにもならなかったんです。
舞耶さんについて考え抜いた二次創作もしたいとは思っていますが、それはまた別の機会にでも…
今回の本は単なる感想であり、それはお話という美しいオブラートに包まれていない呪物です。
ほとんどの文字を手書きにしたのは呪いが籠るかなと思ったからです。
完全に自分の手癖が乗った激しい癖字ですがその方が呪われそうじゃないですか?
ただ誤字だけは本当にごめんなさい。72Pもあるとそろそろ自分で誤字を見つける事ができないです。
このページ数は罪と罰で本を分けるかどうか悩んだ結果やめた名残でもあったりします。
罪と罰は分けて語ってはいけないと思っています。罰が終わるまでがP2です。
そしてペルソナシリーズ25周年の企画の絵とかを見て大泣きする羽目になったのでその辺の事も描いています。
これ当時リアタイできちんと浴びた人々はどういう気持ちだったんでしょうか…いや怖くて聞けないな…
タイトルは印刷所への注文の段階でつける必要があって適当につけた仮名をそのまま採用しました。
一応胡散臭いオカルト番組の見出しみたいな雰囲気になったらいいなの気持ちが無いことはないです。
今でこそスタイリッシュがウリのペルソナですが、旧作はメガテンの兄弟みたいなテイストでもう少し陰気な空気ですよね。そんな雰囲気を自分なりに表現したい感じでした。
あとプレイしてる間「ごめん同窓会には行けない。私は今珠閒瑠市にいます。」というネタが脳内に居座り続けていてですね…
ネットミームでしか喋れないオタクの悲しい性…果たして脱出できたんですかね?
表紙絵もかっこよさと胡散臭さとオカルトを意識して描きました。
宗教っぽさを出すフラッシュとホロスコープのイメージで星模様を散らしたりしています。
P2の占星術でがっつりキャラメイクしてるのが好きなんですよ。珠閒瑠の地名とか七姉妹学園の名前も星から取られてますし。
天体としての星のモチーフが元々好きなので個人的に推しポイントです。
あとはPSP版罪罰のカラーを意識しています。遊び紙も今回は2枚この色で入れています。
P2のカラーをオレンジだと思い込みたい努力はしているのですが、やってみてそう思った事は全くないですね…
やっぱり赤と白じゃないでしょうか。彩度は低い奴。
それと今回は内容が内容なので既プレイ者くらいにしか刺さらないと思っていたのですが、意外と未プレイの方からも興味を持ってもらえたのが嬉しかったです。
以前別のゲームで「同人誌読めるようになりたいから原作触ってる」と言ってる人を見かけまして、これもし自分の本で言われたら嬉しいだろうな…と思ったのも今回の本を作ったきっかけの一つです。
手に取っていただいた未プレイの方にはぜひ罪罰原作を触ってもらいたいです。ついでに異聞録も触って欲しいです。何卒よろしくお願いします。
個人的に制作中にいろいろあった本ですが、無事に完成させられて良かったです。
通販で手に取っていただいた皆様、本当にありがとうございました。